須田丈夫

Native Listening開発者
英語リスニング指導の専門家/英語学習法研究者
TOEIC990点満点取得/英検1級取得/東京外国語大学外国語学部卒

こんにちは、英語リスニング指導の専門家の須田丈夫です。
私は過去10年以上英語講師をしてきて、1000人以上の生徒の英語力アップを支援してきました。

休日は、ネイティブの友人と出かけたり、海外旅行をしたり、ハリウッド映画を見たりして、英語のおかげで毎日をエンジョイできています。

しかし、昔は、リスニング力が足りず、ネイティブとの会話も聞き取れないところが多く、海外映画もわからないところだらけで、英語が好きだったにもかかわらず、リスニング力が足りないことに苦しんでいました。

相手の言っていることが分かるようになりたいと、英語教材を長時間聞き流したり、海外映画をひたすら見続けたりしましたが、 リスニングの悩みを解決できませんでした。

しかし、あるきっかけで、リスニング力を劇的に伸ばす方法を知りました。

リスニングに悩んでいた時に、ネイティブの友人が何気なく言った一言でその方法に気づきました。

その一言とは・・・

『私たちは、あまり英語を綺麗に発音してないわ。かなりだらしなく喋っているわ』

そう言ったのです。

それを聞いて、『そうか！』と思いました。

実はネイティブは、英語を崩して発音しているのです。

どういうことでしょうか？

たとえば、日本語でも、発音が崩れる現象が起こります。

挨拶でも、「ありがとうございます」を「あざす」という人がいます。

「あざす」とは「あ（りがとうご）ざ（いま）す」のように、カッコ内を省略した言い方ですね。

また、最近流行した『うっせえわ』という歌のタイトルも、『うるさいわ』が崩れた形です。

他にも、「取りはらう」が「取っぱらう」、「わからない」は「わかんねー」など変化が多く起きています。

このように、言語は喋りやすいように、音が変化するということが起こります。

そして、英語も同じように音の変化が、頻繁に起こります。その上、日本語よりもはるかに激しく、音の変化が起きているのです。

例えば、次の英語は何と発音しているでしょうか？

聞いてみてください。

答え：Where will he go?（彼はどこに行くの？）

です。
しかし、繰り返し聞いてもこんな風に言っていない、と思われる人も多いのではないでしょうか？
なぜなら、ネイティブは、スペルをすべてそのまま発音しているわけではないからです。

上の文では、

Whe(re) (wi)ll (h)e go?

のように（　）をつけた部分は発音しないか、非常に弱く言っていました。
つまり、『ウェリーゴゥ』と言っているように聞こえます。

このような変化が、ネイティブ同士のカジュアルな会話では、必ず起きています。

しかし、残念ながら、そのような変化を、きちんと学習する機会がなかったので、私はネイティブの会話がわからないところだらけだったのです。

それ以来、私は、ネイティブの発音の崩れるところを、ハリウッド映画を100本以上見て収集し、それを録音していきました。

そして、それをパターンごとに分類して聴き込む、という勉強をしました。

その効果は絶大でした。

今まで、すりガラスを通して見ているような英語が、くっきり聞こえるようになったのです。

別の表現をすれば、読めなかった崩し字が読めるようになった、とでも言いましょうか。

この、ネイティブの発音の崩れるところを理解し、その部分を集中的に聴き込むトレーニングをすることによって、私のリスニング力はどんどん理想のレベルに上がっていきました。

そして、それにより、ネイティブとの会話が弾み、ハリウッド映画の内容がわかり、ネイティブとの商談も上手くいくようになりました。

私は、自分がリスニング力をアップさせて人生が好転したように、他の人にもリスニングの悩みを解決してもらいたいと思い、 自分が作った教材を使いやすい形に整理し、まずは私が教える生徒たちにこの教材を使ってもらいました。

そして、その人たちにも成果が出てきました。そして、この方法は、自分だけでなく、他の人にも通用する、と確信するようになりました。

リスニング力が高い人が日本人の中に増えれば、そのような人たちは海外でのビジネスを成功させ、日本の商品をもっと海外で買ってもらうことが可能になります。そうなるなら、日本経済にも、大きなプラスの影響が及びます。

だからこそ、私はもっと多くの人にこのリスニング学習法と教材を伝えたいと思い、 今回オンライン完結型の月額制リスニング学習サービスを提供することにしました。